ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
拝啓、ビルダー経営者の方へ
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商品住宅を買っても、会社は成長しない。
故にのちに衰退を招く。
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10年間住宅業界に特化し、北海道から沖縄まで全国420社以上の経営コンサルティングをさせていただき、時代の流れと共にわかったことがあります。それは、「商品住宅による企業の衰退」という現象です。
商品はリリースした時点から、消費期限を縮めていきます。この業界のエリアシェア逆転セオリーは、
1.商品ライフサイクルによる転換
2.組織HRMサイクルによる転換
3.ビジネスモデル変革による転換
の3つによるものがメインとなっています。
我々がクライアント経営者の方と共に作っている地域No1ビルダー、100棟ビルダーは、短期的な売上アップではありません。持続的成長をして行くための会社経営です。それは、市場から選ばれ続ける、要するに時間が流れてもお客様、スタッフ、求職者の方に選ばれ続けるように柔軟に変化し続ける経営です。
3つの転換点を述べます。
今回は2.3は主題ではない為、簡易説明とさせていただきます。
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1.商品ライフサイクルによる転換
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商品住宅には、必ず寿命があります。南欧風で棟数を伸ばした会社もトレンドの変化と共に売上を落としていきました。同じように、真四角Boxの家、和モダンの家、ローコストデザインなど、ライフサイクルにより2.3年業績を上げるも、その後にシェアを若い工務店・設計事務所に奪われてしまう。
「今よりちょっと良いサービスをより安く」
これがビジネスの原理原則です。必ず今の自社サービスよりも、ちょっと良くて安いサービスが現れて自社を潰しにかかります。だからこそ、商品品質を高め、移りゆく顧客ニーズにアジャストし続ける変化が必要不可欠です。松下幸之助さんも唱えていた「生成発展の法則」という社会原理です。
そもそも商品住宅の場合、広告や差別化、ウェブサイトや営業オペレーション、インテリアコーディネート、施工オペレーションなどなど一貫したビジネスモデルとなってる事はほぼありません。
また、設計技術、営業技術、施工技術を組織として磨き続け、競争優位性を確立し続けることが持続的発展の基礎です。一瞬、仕入れた商品が売れたとしても短期のキャッシュに過ぎず、組織や仕組みが強くなることはありません。どころか、良い商品であればあるほど、組織や仕組みを強化する機会を失うことになります。唯一残された道は、優れた商品を他社に先駆けて買い続けることとなります。それは、自社が提供するサービスを他社に任せることになり経営者としては怠慢です。
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2.組織HRMサイクルによる転換
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企業フェーズに合わせて、採用する人材レベルを高め続ける。さらには、顧客市場にマッチし続けるように若くて自社カルチャーの理解度の高い人材を採用し続ける。カルチャーにフィットしなくなった人材には別のキャリアを示す、新陳代謝を促す。
これにより、文化と風土、組織年齢を変化し続けることにより維持せねばなりません。若手が辞める。やり方が古くなる。おじさんが売れなくなる。こういう組織は衰退の道を歩んでいくことを多々見てきました。
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3.ビジネスモデル変革による転換
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総合展示場、モデルハウス、スタジオ型、無料プラン、紹介カウンター、SNS、ウェブサイト、雑誌と、住宅商品そのものも、お客様の購買導線も変化し続けています。
昔ながらの住宅を、昔ながらのチラシで告知する。これでは、ビジネスモデルの変化に取り残されます。かつてあった一人大工工務店もこの流れで減少の一途にあります。ビジネスモデルそのものの変化は携帯電話とスマホのように、これまでのプレイヤーに大きな転換をもたらします。
商品住宅に依存しない。競争優位性のある住宅を提供する。競合と差別化し、広告、ウェブ、スタジオ、初回面談、設計提案、IC、施工、引き渡しが一貫して価値高いサプライチェーンとなったビジネスモデルを作る。設計、営業、施工品質を磨き続ける組織、仕組みを作る。それが、これから本当に残り続け、選ばれ続ける持続的発展ビルダーではないでしょうか?商品住宅に依存しない成長ビルダーを目指される経営者の方は、ぜひお気軽に無料経営相談をご利用ください。