組織ビジョンと個人ビジョンの関係

投稿日:2022年08月15日

ここ最近、パーパスというワードが注目されています。なぜ今パーパスが注目をされているのかというと、目的そのものを見失っている企業が多いからだと感じています。特に住宅会社は、数年前からの需要と供給のバランス崩壊や、最近ではウッドショックやロシアウクライナ問題による価格上昇などにより、これまで築いてきた成長が止まっているという側面が大きいと感じています。これまでは、ただただ営利を追求していればよかったが、営利追求自体が難しくなってきたことや営利だけでは面白く無くなってきたことから「パーパス」に注目が集まっています。

 

パーパスであれミッションやビジョンであれ、企業が目指していく方向を指し示すことは働くスタッフにとっても重要です。組織の成長には個人の成長が欠かせません。組織のビジョンに共感する個人が集まらなければ、組織の成長はありません。

 

そこで重要なのは、まず組織が明確な組織ビジョンを持つことです。ある目的を持つ集団の中で、それぞれの個人が自分の役割を担っているというのが組織の基本的な考えです。このように組織ビジョンと個人ビジョンは入れ子構造になっているので、組織が明確なビジョンを指し示さなければ、スタッフ個人がビジョンを持つことはあり得ません。

 

組織のビジョンを実現しようと思ったら、現場では色々な役割が必要になります。設計や現場監督などそれぞれのポジションで何をすべきかを考えると、組織全体の大きなビジョンをさまざまな要素に分解した個人のビジョンが出てきます。例えば、「地域で一番お客様の想いをカタチにする住宅会社」というビジョンを掲げるならば、個人の役割は、設計士であれば「地域で一番お客様の想いをカタチにする設計士」になるし、現場監督であれば「地域で一番お客様の想いをカタチに現場監督」という風になります。そして、ビジョンを達成するためにどんな努力をするべきかが枝分かれしていきます。

 

問題なのは、組織のビジョンはいきなり出てこないということです。自分が社会の何に課題を感じているか、この会社だから達成したいことは何かを経営者が問い続けながらできていくのがビジョンです。よく広告代理店やコピーライターに作ってもらったかっこいい言葉を掲げている企業がありますが、社員に響いていなければそれはビジョンではありません。もしビジョンを掲げているのであれば、スタッフに響いているか、自分自身が納得しているかを今一度考えてほしいです。

 

このような課題はありませんか?

・組織のビジョンがない
・組織ビジョンはあるが、社内に浸透しているかわからない
・経営者の想いを理解してくれるスタッフがいない
・会社を引っ張ってくれるスタッフの採用ができていない
・経営者がいなくても運営できる組織を作りたい

 

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2022年8月15日 投稿|     

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