ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
全国の工務店・設計事務所様の経営コンサルティングとブランドマネジメントをさせていただいておりますが、自社が掲げるブランドアイデンティティと商品やサービスに一貫性がない、お客さまへの説明がブランドアイデンティティに紐づいていない会社さんが多いです。
小さな工務店や設計事務所であればあるほど、ブランドアイデンティティが大事になりますし、ブランドアイデンティティに基づいた商品設計、接客やツール設定がされていることが重要になります。
今日は、ブランドアイデンティティに基づいた商品・サービス設計について言及したいと思います。ブランドアイデンティティ→商品・サービス→接客・ツール設定の一貫性が取れていないと、いくら頑張ってもお客様から選ばれるのは難しいです。
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ブランドアイデンティティに基づいた商品・サービス設計の3つのポイント
①ブランドアイデンティティの確立
②商品・サービスへの落とし込み
③接客フローやツールへの落とし込み
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①ブランドアイデンティティは確立しているか
自社の強みや特徴がわかるブランドアイデンティティが確立していることがスタートです。ちなみに自社の強みは相対的に考えることが大事です。自分達がいる市場環境で「勝てる強みは何か」を考えることが重要。例えば、性能に強い競合がある場合には、競合よりも高い性能であれば性能を打ち出してもいいですが、弱ければ意味がありません。デザインに強い会社がなければデザインを打ち出してもいいです。競合がありすぎて相対的に強みが見つけ出せなければ、商品ラインナップを絞るなども効果的です。例えば「地域で一番カリフォルニアライクな家」とか。言葉と写真を組み合わせて訴求していきます。
②ブランドアイデンティティと一貫した商品・サービス設計
ブランドアイデンティティの次に(厳密に言えば同時に)考えなければいけないのが、自社の強みや特徴がわかる商品になっているか、ブランドアイデンティティと一貫した商品が作れるかどうかということです。例えば、「地域で一番、高性能でかっこいい家」というブランドアイデンティティを作った場合には、商品は地域でも最高峰のUA値、C値、耐震等級になっていなければいけませんし、そのための気密測定や構造計算はしっかりしなければいけません。また「かっこいい家」と言っている以上、施工事例は洗練されていなければいけません。
③ブランドアイデンティティと一貫した接客フローやツール
ブランドアイデンティティやブランドアイデンティティと一貫した商品があっても、それがお客様に伝わらなければ意味がありません。コンサルティングをさせていただいて思うのが、ここがうまく設定されていない会社さんが多いです。例えば、「地域で一番、高性能でかっこいい家」というブランドアイデンティティを掲げる会社ならば、Webサイトでもそのことを伝えなければいけませんし、来場したお客様に性能の重要性を理解していただき、「性能が良くなければ家じゃないんだ」というフレーミングがかけられなければ意味がありません。本当に自社が地域で一番高性能な住宅会社ならば、「家は性能が高くなければダメ」というフレーミングがかけられていれば他者に流れることはほとんどありません。ブランドアイデンティティが伝わる営業フローになっているか、ツールは適切かを考えなければダメなのです。
お客様から選ばれている会社は①②③が整っていますし、競合が強くなればブランドアイデンティティを強化しています。ブランドアイデンティティが確立し、市場での競争がなくなれば自然とお客様から選ばれるようになります。
今一度自社のブランドアイデンティティを見直し、商品やサービスへと落とし込みをしませんか?
このような課題はありませんか?
・ブランドアイデンティティが確立されていない
・市場において独自のブランドアイデンティティが建てられていない
・自社の強みや特徴がわからない
・ブランドアイデンティティを顧客に伝えられない
・ブランドアイデンティティを伝えるツールや手法がわからない
まずは、私たちにご相談ください
住宅会社の経営改善なら、
イノマルコンサルティング
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