ミドルブランドの立ち上げ戦略

投稿日:2022年08月01日

ミドルラインでの新規事業の立ち上げや10,20棟から更なる成長を目指したリブランディングを図るにあたって、住宅商品を取り入れるか、自社で商品開発をするか、と選択に悩まれる会社様からのご相談を多くいただきます。

 

弊社では、両パターンでの成長支援事例がございますが、上記企業フェーズでの戦略として、住宅商品の導入をご提案しております。

 

その理由と外せない軸として、以下3点が挙げられます。

 

・集客力

近年契約までの1組あたり総来場数が2〜3社と減ってきており、決め打ちで来場する傾向が高まっています。
そのため、まずはその2〜3社に選ばれるための集客力が必要になりますが、集客の必須要素は、競争優位性の高いデザインと売りとなる世界観をビジュアル化した”写真”となります。
写真はコーポレートポジションを高め、顧客属性の高めるのにも大きく寄与する、最も重要な要素です。

 

商品開発の場合、モデルハウス建築でここを担うことが多いですが、全国的にデザイン力が上がってきている中、1棟のモデルハウスから設計面(外観・内観)・写真面(家具、インテリア、人による暮らしの表現、立地等)で、競合他社を突き放す写真を構築するのは、非常に難易度が高くなります。
更に、近年エンドユーザーの情報収集力が高まっているという状況があるように、「こんな家づくりが得意な会社なんだ」とファン化を促すには、コンセプトに沿った事例が最低6棟〜9棟は必要になってきます。
商品導入の場合、この条件を全てクリアできる点が最も大きなメリットとして挙げられます。

 

・スピード感

商品開発の場合、デザインテイスト、デザインコード、仕様、金額設定等、決める項目が多く、この構築へ最低でも6ヶ月程度の時間を要します。
また、仮にモデルハウス建築が可能な場合でも、完工までそこから6ヶ月程度の時間を要すため、最短でもローンチまでに1年かかることになります。
一方、住宅商品の場合は最初の6ヶ月を短縮することができ、時間及び人的コストを削減することができると同時に、早期事業拡大を実現することができます。

 

・企業価値を高める商品

3点目は、エリアNo.1企業を多く支援させていただいている中で、開発 or 商品導入どちらの場合でも軸として持つべき要素となります。
近年原価高騰の影響を受けながらも、価格転嫁できるブランド力を築けておらず、収益性が低下している会社様が多く見受けられます。
一方、デザインやコンセプト設計等で付加価値戦略を描き、ポジションを確立している会社には良い属性が集まっており、粗利益28%、営業利益5%以上を実現しています。
付加価値が構築できておらず、価格を下げることで顧客に選ばれようとする薄利多売モデルでは、いつまでもマンパワーと属人力に依存し、更なる成長に向けた原資も蓄えることができずに衰退の一途をたどります。
そのため、長期視点で「選ばれ続ける高収益ビルダー」になるためにも、企業価値を高める、付加価値の高い商品を持つことが必要不可欠なのです。

 

このような課題はありませんか?
・企業(商品)の競争優位性、差別化が作れていない
・集客できている顧客属性が低く、販売価格を上げられない
・デザイン、性能、金額等で競合に負けてしまう
・営業利益率が毎年、6%未満だ
・売上高総利益率が30%未満、販管費率が21%以上だ

 

弊社では、付加価値戦略でのミドルブランド立ち上げと同時に、企業価値向上を実現したネットワークサービスを複数展開しております。
各種成長企業様のご紹介等も行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

 

住宅会社の経営改善なら
イノマルコンサルティング

「企業価値を高める商品について相談したいのですが・・・」
と無料の経営相談をご利用ください。

無料の経営相談はこちら

 

 

「自社の営業利益はどのくらい改善できるの?」

無料の経営改善シミュレーションはこちら

2022年8月1日 投稿|     

無料の経営相談
経営シミュレーション
無料の経営相談
お電話にてお気軽にお問い合わせ下さい。
WEBサイトからのご予約・お問い合わせもできます。
電話でのご相談は
受付時間:平日9:00~18:00
(土日祝日、年末年始除く)
WEBからの
お問い合わせは