グランハウス視察ツアー
マーケティング戦略2023

建築には、人生を豊かにする力がある

全国的に「商品」に依存した会社の集客数・契約数が減少しています。完工数が昨対20%近く減少している企業においては資金繰りの問題も発生しているようです。

そんな中でも全国的に集客、契約が順調な「設計士とつくる」モデル。これはWhat（何をするか）の前にWHY（源泉）とHow（ビジネスモデル）がなければ企業は継続的な発展を遂げられないということを表しています。商品販売型の組織を作ってしまうと、市況が変化した時に変化できず、商品寿命が縮まり、営業組織が硬直化し、急激に業績を悪化させることになります。この半年間で受注を落とした企業さんからのご相談がとてつもなく増えており、基本的に商品販売型の企業さんであり、指示命令型で作られた組織は簡単には変わりません。

地域に愛され、無くてはならない会社

建築には、人生を豊かにする力があります。地域の暮らしを豊かに、美しくする競争優位性のある会社は、他の会社にはできないことをしっかりとやり続けています。だから、同じ集客手法、集客予算だったとしても他社とは違った結果が出ています。営業、設計、現場監督が意志を込めて仕事に向き合い、お客様が豊かな暮らしをしているからこそ、技術と信頼が積み上がり、競争優位性が磨かれていきます。

「めっちゃいい！」そう感じる完成見学会、お客様取材に立ち会えると、「建築」に心を動かされます。一方で、What（新しい商品や集客方法）ばかり追い求めている住宅会社の実施工邸にはそれを感じることがありません。営業販売が目的となり、売上高獲得ゲームをしている会社は、12年スパンで見た時に必ず衰退しています。

今日のグランハウスのお客様邸・設計士の意志もとてもよく、この体感こそが大きな「差」になると思います。全ての経営者がWHYを追求し続け、それぞれに無くてはならない会社へと発展することを願ってやみません。