住宅会社のための営業利益改善ドライバーとは?(商品価値、生産性、製造管理を考える)

投稿日:2022年02月23日

 

全国820社以上の建築業界に特化した経営コンサルティングをさせていただいていおります。住宅会社、商社、ゼネコン、建設会社、リフォーム、不動産と様々な事業の経営支援がございますが、高収益の会社には理由があり、低い収益の会社には同じ課題があります。本日は、営業利益の改善についてお話させていただきます。

 


どんな事業であれ、方程式は異なれど、営業利益率10%が1つの基準になります。

 

それを実現できていないとすると、①商品(価値)、②販管費(生産性)、③製造原価(製造)のいずれかに大きな課題があり、ビジネスモデルを改善しない限り、経営者やスタッフさんがどんなに一生懸命努力をしても利益が残らない労働のラットレースから抜け出すことができません。

 

 

ビジネスモデルの課題はどこにある?

 


①商品(価値) 売上高総利益率30%
②販管費(生産性) 販管費率20%
③製造原価(製造) 製造原価率70%

 

住宅事業で言えば、これが基本方程式になりますが、1人当たり生産性の低い構造になっており販管費率が高い。付加価値が弱く売上高総利益率が低い。製造管理(工程管理)が弱く、製造原価率。などといった課題が各社各様に存在しており、これが営業利益率(ビジネスモデル)の課題となります。ビジネスフロー、組織設計、ポジショニング、人材レベルなど、各社の状況により、バリューチェーンのどこかに課題があり、大きな穴がある結果、営業利益≒存在価値を毀損しているケースがほとんどです。

 

 


ビジネスモデルデューデリジェンス


 
 弊社では、820社以上の住宅経営データベースを開発保有しているため、決算分析をすれば、どこに課題があるのか?ベンチマーク数字と何がどれだかずれているのか?が一目瞭然です。

 

付加価値が低いので、総利益率が低い。生産性が低いので、販管費率が高い。平準着工ができないので製造原価率が高い。などといった、本質的な課題抽出ができます。本質的問題を特定しないまま、商品を変えようと、集客を増やそうと、設計研修をしようと、営業研修をしようと、ビジネスモデルは改善しません。故に、営業利益は毎年改善されず、雀の涙となる3%未満の最終利益に着地してしまうのです。

 

 

 

バリュードライバー

 

 ビジネスモデルの分析をしたら、バリューチェーンにおける改善が必要不可欠です。商品、集客、セールス、設計、製造といった各工程に業務と課題が存在し、どこがボトルネックになっているのか?どこを改善したら何%改善するのか?これを全国の住宅会社さんでの経営コンサルティングデータベースから抽出することができます。営業利益、ビジネスモデルに効果の高いバリュードライバーを特定し、優先順位に沿って経営改善を実施することで、決算書の営業利益を向上することができます。

 

 

 


このような課題はありませんか?

 

・商品の付加価値が弱く、総利益率が27%未満だ
・生産性が低く、販管費率が22%以上だ
・施工管理が弱く、製造原価率が73%以上だ
・毎年、新しい商品、集客、ブランディングを探している
・新しい挑戦、施策をしているがいつも営業利益率5%未満だ

 


住宅会社の営業利益改善なら
イノマルコンサルティング

 

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2022年2月23日 投稿|     

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