ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
企業成長には、必ずフェーズごとの課題が存在します。
その課題を解決しなければ、事業も組織も次のステップに進むことができません。
課題はすんなり越えられるものもあれば、短期的な売上減少、利益率減少などの「痛みを伴う」混乱期を乗り越えなければいけないものも多々存在しております。
弊社では、400社以上のビルダー経営支援をさせていただき、企業フェーズごとの課題をソリューションを蓄積しておりますが、売上1~30億円までの成長には、基本的に4つの課題フェーズがあることがわかっております。
【ビルダー経営におけるフェーズ課題】
(1)商品不在症:経営者のマンパワーで売上をつくる
(2)職人集団症:3人の属人力で売上をつくる
(3)ビジネスモデル不全症:中途経験者のみで売上をつくる
(4)マネジメント不全症:新卒や若手、未経験社の戦力化
各フェーズには、共通の課題と、特定のソリューションが存在しておりますが、大きく2つの混乱期が存在しています。
混乱期①
職人集団症脱却:属人から標準化への痛み
ビジネスモデルの草創期においては、属人力で売上をつくる時期が必須です。この時期に活躍する人材は、自分で工夫し、迷ったらGOの精神で結果と数字をつくる人です。ですから、ルールがないとできない、手順がないとできない、迷いがあるとできない人の気持ちは全くわかりません。わからないからこそ、売れるのですが、標準化の際にはその属人力が企業成長を阻害します。新しい人材の育たない理由、離職の理由となります。スタンドプレーは企業成長に必須ですが、組織化には害を及びすのです。ここを経営者が正しい判断ができないと、一生涯この企業フェーズでストップすることになり、一定時間を過ぎた企業には成長可能性を失うことになります。
混乱期②
標準化と組織化の狭間:普通人材の活躍へ
一定の標準化により、活躍できる人材の幅が広がり、企業の売上は伸び始めます。売上を属人ではなく、組織で作れるようになるため、採用余力、育成余力、投資余力が生まれます。しかし、今日までの売上を作ってきたキープレイヤーと新しく入ってくる人材の質が変化します。多少の属人力を有する人への標準化と、若手・新卒でも活躍できる標準化は、標準化のレベルが異なります。キープレイヤーによる標準化から、ある程度誰でも活躍できる標準化になるには、ルール変更やレイヤー分解が必要とされ、一度混乱が訪れます。マネージャーにより言うことが違う、ルールが違うはこの頃になるとクレームや、品質低下、利益率的かを生むことになります。普通にそこそこ優秀な若手が活躍できるようになるために、一度混乱があるのが普通です。
企業成長には、「必要な課題」と、「必要なソリューション」が存在します。
また、各フェーズごとに痛みを伴う混乱期が存在します。経営者1人が経営を全網羅して、フェーズごとに悩み、解決策を考え、実行していたら、成長速度を上げることはできません。遅くても進めば良いですが、同じフェーズをループし続ける経営者の方もたくさんいらっしゃいます。知ると知らぬでは未来が変わります。
「まずは、経営課題を打ち分けてみませんか?」
企業フェーズの診断から、ソリューション提案まで貴社の経営を、経営者に寄り添い、経営者と一緒に考え抜きます。知っているだけで解決できる幅も速度も変わります。ビルダー経営に悩みを抱えている経営者の方は、まずはお気軽に無料の経営相談会をご利用下さい。