完工粗利を改善することで良い住宅会社をつくる方法

投稿日:2024年09月09日
 
 

 

全国820社以上の住宅会社様をご支援させていただいておりますが、完工粗利率は33%の会社もあれば、28%の会社、25%の会社、22%の会社と多岐に渡ります。

 

2024年は価格上昇の影響もあり、単価が向上したことで、住宅会社にとっては利益を残しやすい環境となりました。年間営業利益でいえば、5000万円~1億円の創出差が生まれています。

 

 

どのポジションで事業をするのか?
どの事業経済性で事業をするのか?
何を強みとして利益を創出するのか?

 

によりますが、基本的には

 

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注文住宅会社のビジネスモデル

売上高総利益率30%
販管費率20%
営業利益率10%

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がベースとなります。

 

生産性の低さによる「販管費率向上」、施工管理の脆弱性による「総利益率低下」により、営業利益率が低下します。

 

営業利益率10%の会社と、営業利益率4%の会社が、10年経営をしていくと、BSはとても大きな差となります。

 

永く良い建築を継続するためには、美しく良い経営をする必要があります。

 


●2024年決算の速報

・前期
契約時粗利25.95%
完工時粗利22.45%
▲3.5%

 

多くの住宅会社に起こるように、契約時の想定粗利から完工の粗利が低下することで、「6320万円」の本来あるべき利益を毀損している状態でした。

 

・今期
契約時粗利26.10%
完工時粗利29.87%
+3.77%

 

施工管理業務フローの改善、実行予算の低減(標準仕様、取り決め単価等)により、付加価値として「6570万円」の完工粗利が創出できるようになりました。

 

年間営業利益の差額は
「▲3.5%」から「+3.77%」になったことで、1億2890万円増加となりました。

 

10年間の経営でいえば、12億円の利益創出差となります。
永く良い建築をするために、美しく良い経営は必要不可欠です。

 


このような課題はありませんか?

・完工粗利率が28%未満である
・施工管理の生産性が低い
・施工管理より顧客満足度を下げている
・営業、設計、現場の連携に課題がある
・営業利益率が5%未満である

 

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2024年9月9日 投稿|     

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