成長ビルダーを作るのは「普通の人材」

投稿日:2019年03月22日

 

「普通に優秀な人」が会社を変える

 

中小ビルダーに集まる人材は、超優秀というわけではありません。一方でビジョンに共感してくれ、素直さのある普通に優秀な人材を集めることは出来ます。この普通に優秀な人をどれだけ活躍させることが出来るか?が、優良ビルダーと、そうでないビルダーの大きな差となります。

 

 

 

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ビルダーの成長には
大きく4つの壁があります。

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1.経営者しか売れない
「商品不在症」〜15棟

 

2.3人で売上の80%を作っている
「職人集団症」〜45棟

 

3.若手が活躍できない中途企業
「ビジネスモデル不全症」〜80棟

 

4.新卒活躍かつ定着率が上がらない
「マネジメント不全症」〜150棟

 

 

年間300名以上のビルダー経営者の方から、経営のご相談をいただぎきますが、50%程度は「職人集団症」をかかえる企業経営者の方からのご相談です。

 

職人集団症の特徴

・離職率が高い
・出来る人しかいないので仕組みがない
・教える文化がない
・生産性は高いが、企業成長はしてない

などなどです。

 

 

職人集団症においては、数名の人で売上を、作っています。この数名は、市場から見ても特殊なスペシャルな人です。経営者から見れば、そこまですごくはないのですが、

 

・難題があっても自分で考えて解決できる
・具体的な指示がなくても、まずやってみる
・やり方が見えない環境でもストレスを感じにくい
・根性で難題を乗り切れる創業メンタリティがある

 

 

この数人の当たり前で、企業をしている限り、後から入ってくる「普通に優秀な人」が活躍することはありません。結果、離職率が高い会社となり、その現象は、「出来ない人だった」、「ガッツが足りなかった」、「うちには合わなかった」で済まされてしまっていることが一般的です。この、他責による判断をしている限り、会社が成長することはありません。

 

 

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「スペシャルな人」基準から、
「普通に優秀な人」基準へ

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職人集団症の壁突破の基本は、組織化です。「スペシャルな人」には「普通に優秀な人」の基準がわかりません。スペシャルな人からすれば、「それくらい、聞けばわかるじゃん」、「そんなこと考えればんかるじゃん」、「お客様と対峙したら普通にやれるのになんでできないの?」ということが、普通には出来ません。

 

「普通に優秀な人」の基準は

「普通に優秀な人」にしかわかりません。

 

・入社後、3ヶ月で覚えたい研修
・聞かなくてもわかる業務フロー
・聞かなくてもわかるQ&A集
・基本業務のマニュアル
・企業戦略やMissionの明文化
・いつでも相談、質問出来る環境

 

これらは、「スペシャルな人」にとっては不要なものであり、作るにしても時間を奪われますし、欲しい人の気持ちがわからないので作ったとしても役に立たない。ですから、「普通に優秀な人」が活躍する制度やシステムは、普通に優秀な人視点で作らなければ意味がありません。経営者や、スペシャルな人にはこれを作ることが出来ないのです。出来るが故に、普通の人の感覚がない。その感覚を万人に教え、組織化することは組織の理論上、無理なことです。

 

 

こういった課題から、社員数10名以下、売上15億円以下の職人集団症を抱えるビルダー様からのご相談が増えております。組織化には、マーケティング視点での仕組み化と、組織視点での仕組み化の両軸が必要不可欠です。

 

イノマルケティノには、住宅業界に特化し、商品、マーケティング、経営戦略、組織戦略まで5棟から300棟までの成長支援実績をノウハウとして蓄積する「総合コンサルティングサービス」だからこその、課題解決提案があります。まずは、お気軽に経営の無料相談をご利用ください。今抱えている経営課題はとっくにだれかが越えており、かつ、先におこる課題を潰しながら、企業を成長させることができます。

 

2019年3月22日 投稿|     

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