年間10棟ビルダーの経常利益基準とは?

投稿日:2023年06月06日

 

 2023年新築着工棟数の減少に伴い、「集客が低下している」「契約数が落ち込んだ」等のご相談を多くいただきますが、弊社のクライアント企業様では、リブランディングにより「過去最高集客数」、「過去最高受注数」、「過去最高収益」を実現している会社様が多くあります。

 

 

私たちが掲げる工務店

設計事務所の経営水準は

経常利益率10%です。

 


こういう話をすると、年間50棟、100棟やっている会社は出せるかもしれないけれど、「私たちのような小さい会社には無理だよ」という経営者の方がいます。しかし、生産性の高い会社は小さい時から生産性が高いのであって、生産性の低い会社は100棟完工しようが、200棟完工しようが経常利益率3%未満の低収益ビルダーになっています。

 


●クライアントの売上高別 経常利益率
 ※クライアント実データ(2023年決算)

 

・売上高12億円 経常利益率11%
・売上高21億円 経常利益率10.2%
・売上高39億円 経常利益率12.6%
・売上高81億円 経常利益率10.4%
・売上高200億円 経常利益率13.8%

 

みなさまの会社と比較していかがでしょうか?


生産性の低い会社が10年頑張って出す利益を1年で当たり前に出すのが経営指標マネジメントです。高収益ビルダーの10年に追いつくには100年かかるような事業経済性で経営をしていては、ずっと負け組ビルダーから脱することはできません。そこにいる限り、ずっと集客、契約率、粗利、人材の質に悩み続けることになります。

 

●では、小さな会社ではどのような基準なのか?

 

年間10~20棟程度
クライアント実データ(2023年決算)

 

A社(関東)
年間完工数15棟

 

売上高5.2億円
経常利益4500万円
経常利益率8.7%

 

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B社(東海)
年間完工数21棟

 

売上高7.1億円
(リフォーム含む)
経常利益6300万円
経常利益率8.9%

 

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●イノマル基準の方程式

売上高総利益率28%
販管費率18%
営業利益率10%
営業外収益2%
経常利益率12%

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縮小マーケットである、下降トレンドである。というのは事実です。しかし、すべての住宅会社が一律10%ずつ低下するのではなく、「存在価値の低い会社の仕事がなくなり、競争優位性の高い会社には仕事が集まる」というのが市場原理です。まず、営業利益率10%を実現する事業経済性を確立し、営業外収益まで含めて経常利益の設計をする。年間10棟、年間20棟の会社でも付加価値を設計することできちんと利益を確保することができます。

 

他社と差別化する
ブランドポジションを設計できていますか?

 

ブランドポジションが、集客数、契約率、粗利率、単価、生産性、人材の質を決定します。
まずは、私たちにご相談ください。

 

 


このような課題はありませんか?

 

・集客数が落ちていて、契約数も低下している
・商品やブランドがなく、価格競争に陥っている
・設計レベルが低い、デザイン力がない
・人が採用できない、人が育たない
・経常利益率が慢性的に5%未満である

 


住宅会社の経営改善なら
イノマルコンサルティング

 

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2023年6月6日 投稿|     

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