完工粗利を7%改善する業務改善「3本の矢」

投稿日:2022年08月24日

 

弊社のクライアント企業様では、原価高騰環境下だからこそ、完工粗利、施工管理、着工前準備、オペレーションを整備することで、「完工粗利」が5%以上改善した住宅会社さんが多くございます。単純に原価低減は難しいという側面があり、だからこそミスや漏れ、遅延によるロスを無くすことで完工粗利を確保することが非常に重要になります。

 


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完工粗利改善の3本の矢

 

①邸別完工粗利
②営業段階の業務を直す
③着工前後の業務を直す

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完工粗利を改善するのは、現場監督の責任である。という捉え方をしていると、確実にロスを発生させ続けていきます。

 

単純に適切な業務フローに調整をかけるだけで、営業利益が2~3%改善することは決して少なくありません。また、とにかく毎月邸別完工粗利を確認し、理論値(例:営業見積り30%)から低下している理由を洗い出すだけでも、2%前後改善させることが可能となります。

 


①邸別完工粗利
 毎月、邸別完工粗利を確認して、起きるミスにすぐ気づき、改善をすぐにすること。

 

「ウッドショックだから」、「どうしても拾い漏れがあるから」、「着工前に決め切らないから」、などなど様々な言い訳が出来てしまいますが、利益の低下はそれだけではありません。営業見積もりの修正、拾いのルール、積算と発注と請求書の連動、着工前会議チェックリストへの反映などなど、粗利が低下するには理由があり、その理由を繰り返さない仕組みへと落とし込むことで、時間の経過と共に「営業見積り粗利=完工粗利」と一致していきます。この努力をしていない会社には、これだけで最大5%程度の営業利益改善の余地があります。

 


②営業段階の業務を直す
 見積もりをアップする、営業の売り方を変える(ヒアリングと契約のルール)、契約時に決めることリスト、業務フロー(設計と現場監督との連携)。

 

完工粗利を改善しようとすると、現場監督の責任だ!となりがちですが、そもそも常に見積もりをブラッシュアップし続けること、ご提案から契約までの業務フロー、現場監督に引き継ぐまでの営業と設計のオペレーションなど、着工前に起きている問題も決して少なくありません。着工会議よりも前の段階から改善することで完工粗利を30%に近づけることが可能になります。

 


③着工前後の業務を直す
 設計ルール、標準仕様、標準図面、引き継ぎルール、着工前会議、現場監督の発注と請求すり合わせ、平準着工の実施。

 

そもそも設計ルールや標準仕様、標準納まりが決まっているかどうか?着工前会議で決めきってから施工管理に入れているかどうか?平準着工によりミスが起きにくいスケジュールが決めているかどうか?このあたりでミスが起きてしまうと簡単に3~5%の粗利低下を引き起こしてしまいます。業務フローが設計施工の基準を見直すことで、完工粗利の改善を可能とします。

 

 


このような課題はありませんか?

 

・原価高騰を理由に、完工粗利が3%以上落ちてしまっている
・営業と設計、現場監督の連携が悪く完工粗利が低下する
・着工前会議、平準着工などのやるべきことがやれていない
・設計ルール、標準仕様、標準納まり、取決単価などが曖昧
・邸別完工粗利をチェックして改善PDCAが回せていない

 

まずは、私たちにご相談ください。

 

住宅会社の粗利改善なら
イノマルコンサルティング

 

 

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2022年8月24日 投稿|     

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