住宅会社のための企業価値の作り方

投稿日:2022年02月02日

 

企業価値とは、将来生み出す「フリーキャッシュフロー」であり、「お客様に提供する付加価値」である

 

 【アジェンダ】

・市場背景
・営業利益率の設計
・なぜ、企業価値を追求するのか
・企業価値の向上ロジックを理解する
・企業価値の向上順序

 

 

●市場背景

 

原価高騰、商品のコモディディ化、成熟産業という事業環境において住宅会社経営者は、今こそ企業価値を追求することが必要不可欠です。特に、経常利益率5%未満の住宅会社は、絶対に企業価値に目を向けなければ、これから先、生き残ることはできません。これは、10年間820社以上の住宅会社経営データベースを分析し、経営コンサルティングをしてきた私たちだからこそ、提言できる1つの事実です。

 

 

 

●営業利益の設計

 

営業利益率10%ビルダーの作り方
経常利益1.5億円ビルダーの作り方

 


住宅会社の経営を分析すると、ある1つの事実に辿り着きます。

 

 

 

それは、売上高総利益率の高い会社は、販管費率が高い。逆に、売上高総利益率の低い会社は、販管費率が低い。という相関関係です。これは、経営者の怠慢を表しており、理想的には売上高総利益率を高めながら、販管費率を削減していくことが必要です。要するに、付加価値を高め、生産性を高めること。


営業利益率10%を実現するには、方程式を認知し、残りの90%を原価と販管費にどう割り振るか?という設定をしなければなりません。このあるべき姿の追求なしに、営業利益率10%を実現することは不可能です。行き当たりばったり経営の結果が、販管費率の増加、総利益率の低下による営業利益率5%未満の決算を生み出します。

 

 

 

 

●なぜ、企業価値を追求するべきなのか?

 

企業価値の追求は、すなわち未来のお客様への価値、収益性、ブランド力、競争優位性を追求することと同義であり、数値評価が常にできるものだからです。

 

企業価値の追求そのものが、利益を生み出すことであり、お客様への価値であり、他社との差別化であり、持続的な利益創出であり、競争優位性そのものであるからです。ビジョンを実現するためには、企業価値を追求することが必要であり、存在意義、収益性、付加価値、競争優位を追求した結果が企業価値になるからです。

 

 

●どうすれば、企業価値を創造できるのか?

 

企業価値とは、

「事業経済性」と「競争優位性」により

将来生み出されるフリーキャッシュフロー + 過去生み出した資産

 


ですから、「今日の資産」と「未来の資産」を生み出すための「事業経済性」と「競争優位性」を設計することこそが、企業価値を向上する理論となります。では、それぞれは何を表していて、どうすればそれを向上させることができるのか?

 

 

事業経済性とは、

営業利益率であり、企業の存在価値(付加価値と構造)である

 


競争優位性とは、

継続的な営業利益率を保持する、付加価値、参入障壁、差別化である

 

 


●企業価値を追求するには、要するに以下の3ステップが必要不可欠です


①事業経済性を追求する
 営業利益率10%の自社方程式を確立し、付加価値(総利益率)と生産性(販管費率)をデザインする

 

②競争優位性を確立する
 営業利益率10%を継続的に保持する付加価値、参入障壁、ケイパビリティーを設計構築する

 

③企業価値を向上する
 ①による今日の資産を増加し、②により未来の資産を拡大する

 

①~③の設計図はできていますか?あるべき姿の設計無しに、目指す数字を実現することは不可能です。営業利益率10%の設計がまだであれば、この機会に方程式を確立してください。

 


このようなお悩みはありませんか?

 

・営業利益率が5%未満である
・純資産が5億円以下である
・商品の付加価値がないので価格競争だ
・生産性が低いので販管費率が20%以上だ
・企業価値、純資産、経常利益を見た経営計画を確立したい


まずは、私たちにご相談ください

 

住宅会社の企業価値向上なら
イノマルコンサルティング

 

 企業価値の設計図について相談したいのですが・・・

と経営相談会をご利用ください。

 

 

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2022年2月2日 投稿|     

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