住宅会社のためのM&A「正常収益」と「バリューアップ」

投稿日:2021年03月22日

 

 

 

全国500社以上の住宅会社様に特化した経営支援、経営改善をさせていただいておりますと、M&Aのご相談が増えております。「住宅会社を買いたい」というご要望、「住宅会社を売りたい」というご要望どちらも多く、「売りたい」のご相談が増えているのが2021年の特徴かもしれません。M&Aや事業価値、企業価値を高めるためには、重要な考え方があります。

 

 

 

◉正常収益

 

 正常収益とは、事業が生み出す実態の利益のこと。

 

弊社のクライアント企業様においては、業績好調な企業様が多く、役員報酬、節税、経営指導料など、決算上の経常利益以上に利益を出しているケースが多くあります。

 

例えば、

 

・役員報酬を1億円以上取得している
・ホールディングス化して経営指導料を設定している
・保険などで節税している
・グループ間で調整している 
・逆に期末調整でなんとか黒字にしている
など

 

今現在の事業がどれだけ収益を生み出すことができるか?これが「正常収益」となります。この正常収益の3~7倍が売却金額となります。例えば、正常収益2億円の住宅会社の場合、5倍の10億円でM&Aを成立させ、20%の税金を支払い、手元に8億円残る。これをプライベートバンクで運用しながら、一部の資金を次の事業に充てる。というハッピーリタイヤを計画することが、一般的な手法です。

 

ここで気をつけることは、M&Aによる収益を個人でするか、法人でするかによって税率20%か税率40%かになってしまうので、M&Aスキームも経営者の人生を考えるととても重要になります。また、少額でのM&Aの場合、エグジット後の経営者の人生が苦しくなったというご相談も多く、まず5億円以上でなければM&Aは難しいかもしれません。

 

 

そもそも利益・純資産が少ない
どうすれば、価値を上げられるの?

 


◉バリューアップ

 

 今のビジネスモデルを磨き、事業価値を最大化すること。

 

弊社の経営コンサルティングは、決算を良くします。ビジネスモデルを強くします。故に、営業利益が増え、企業価値が高まります。こういった経営改善は、M&Aにおける「バリューアップ」となります。

 

例えば、

 

・付加価値を高め、価格を上げる
・効率性を高め、販管費を削る
・オペレーションを改善し、完工粗利を増やす
・マーケティングで受注数を増やす
・営業利益と営業外収益を増やす
など

 

どんな会社も、過去の決算を見れば、ビジネスモデルの課題は明確です。受注があるのであれば、ビジネスモデルを磨けば、オペレーションを改善すれば、必ず会社に残る利益が変わります。この単年の利益は、5倍の価値を生むことになります。経常利益3000万円の会社が、6000万円に経営改善すると、M&Aにおいては、1.5億円の金額を増やすことになります。会社を継続するためにも、このM&Aで考えるバリューアップ、経営改善はとても重要な考え方となります。

 

このようなお悩みはありませんか?

 

・組織問題に疲れ、M&Aも視野に入れたい
・とにかく営業利益を増加したい
・単価向上 販管費削減 完工粗利向上をしたい
・バリューアップで事業価値を高めたい
・経常利益率14%の事例を知りたい

 


まずは、私たちにご相談ください。
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2021年3月22日 投稿|     

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