ダメ管理職が、会社をダメにする

投稿日:2018年04月24日

 

企業を成長させようと思えば、戦略を共有し、人を育て、企業文化を作っていく管理職が必要不可欠です。経営視点を持った人材がどれだけ会社に育っているでしょうか?

 

経営者の方から

 

・経営視点を持って、現場に「戦略」や「価値観」を浸透させてほしい
・経営視点を持って、人を育て、会社の成長を考えて欲しい
・経営視点を持って、自主的に挑戦し、問題解決をして欲しい

 

と経営幹部、マネージャーに求めることを耳にしますが、その管理職を育成するノウハウが無いのが中小企業の現実ではないでしょうか?

 

 

管理職には、

 

①戦略マネジメント
②組織マネジメント

要するに、事業を推進し、人を育てることが求められています。

 

しかし、現実は、

 

・自己顕示 承認欲求が強くメンバーを育てられない
・会社に対する不平不満を一般社員と揺動している
・経営視点が低く、戦略共有すら満足にできていない

 

このような管理職がいるいる場合、「人が辞める」、「人が育た無い」、「ネガティブな風土がつくられる」といったことが会社に起きてしまいます。これを「ネガティブリーダー」と定義し、この存在が会社を衰退に導くことは、数々の組織研究からも明らかになっています。

 

 

 

売れた営業マンが、会社をダメにする管理職に

 

大手企業であれば、管理職教育制度、トレーニング、資質検査などにより優れた管理職を育てることもできますが、中小ビルダーには、管理職育成システムはありません。多くの場合、「売れた人」が管理職になることで、「悪意なき」ダメ管理職が誕生する。というのが現実ではないでしょうか。また、一度登用されたプレイングマネージャーである管理職を降格させることもできず、これにより組織に悪影響を与え続けている企業も多く見かけます。

 

 

 

優秀なマネージャーの共有点とは?

 

「エンジニアのために、エンジニアによって設立された企業」であるgoogleでは、マネジメントは時間を奪うものであって「利」無し。としていました。しかし、規模が大きくなることで、マネージャーの価値に気づき、指針を変えたとしています。

 

論文「グーグルは組織をデータで変える」より

 

・高評価を得たマネージャーは、ほかのマネージャーより部下の離職率が低い
・社員の定着率は、職位、成果、在籍年数、昇進よりもマネージャーに強く相関している
・評価の高いマネージャーの下では、イノベーション、ワークライフ、キャリア開発に高い満足度

などの研究結果から、マネージャーは重要である。と結論付けたとしています。

 

では、優秀なマネージャーの共通点とは?

 

評価の高いマネージャーに共通する8項目

 

①優れたコーチである
②チームを力づけ、細かく管理しない
③チームメンバーの仕事と成功と私的な幸福に関心を示し、心を配る
④建設的で、結果を重視する
⑤コミュニケーション能力が高く、人から情報を得るし、情報を人に伝える
⑥キャリア開発を支援する
⑦チームのために明確なビジョンと戦略を持つ
⑧チームに的確な助言をするために、主要な専門スキルを持ち合わせている

 

成長企業、強い会社には、管理職・マネージャーが必要です。組織に戦略とビジョンを浸透し、人を育て人の才能を発揮する会社を目指しませんか?管理職に求めること、必要なスキルなど、経営幹部を育成するトレーニングを活用し、優れたリーダーを社内に育てていく「100棟ビルダーへの経営幹部研修」を今期も東京集合型で開催致します。ご興味の方は、「無料相談」よりお気軽にお問い合わせ下さい。

 

2018年4月24日 投稿|     

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