クライアント事例①「ブランド構築」

投稿日:2017年10月03日

社会構造の変化によって消えてしまう業種も多いなか、
住宅建築は、今後着工棟数は減るとしても0にはなりません。
人が住まう限り、建て替え等の需要はなくならないためです。

 

ですが、工務店・ビルダーの数は減っていくのは明確です。
今後は生き残っていくには、定めた価格層の中で顧客にとっての
エリア認知上位を獲得しておく必要があります。

 

1)ハイクラスの高単価住宅
2)ミドルクラスの一般住宅
3)ロークラスの建売・分譲住宅

 

今後は各ポジションの中で分野・ジャンルが絞られ、
その中の上位に残る企業しか生き残ることが難しくなっていきます。

 

ではどうすれば、上位に生き残れるのでしょうか?
弊社では一つの戦略として、ブランド構築を勧めています。

 

 

ここで企業のビフォーアフターをご紹介します。

 

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Before

売上:1.6億
年間:8棟
集客活動:外部依存(住宅コンペ会社による集客)
スタッフ数:4人

 

上記の数値を見れば少数精鋭の企業に見えますが、
実際は、集客源泉を外部に依存しているため、
外的要因ですぐに経営が不安定になる状態にありました。

 

集客の要であるコンペ形式の集客は、勝ち残るには、
デザイン性」と「価格」を両立させる必要があります。
つまりは、利益率を削ってよい建物をつくらなければ、
コンペで勝つことはできませんでした。

 

結果、毎度デザインが変わるため手間がかかるが儲からず、
利益を残せないために自社で販促もできない負のスパイラル
に陥っている状態にありました。
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After

売上:4.2億
年間:19棟(受注残13棟)
集客活動:住宅雑誌等
スタッフ数:9人

 

弊社がご支援したのは、「ジャンルを絞ったブランド構築」です。
これまでは、デザイン性の高い住宅はあるものの、
和モダンから洋風までジャンルが定まっていませんでした。

 

少ない人数で勝つには一点突破のみ。和モダンのジャンルに絞り、
上位ミドルクラスをターゲットを絞り込みました。テストリリースで
感触を掴んだのちは、一気に雑誌・WEBと展開しポジションを獲得、
現在に至ります。

 

以前は平均受注坪単価55万円だったものが80万円にまで上昇。
エリア内での和モダンジャンルでの上位認知を占めるまでに
成長されました。
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上記写真は、上記企業のブランドを体現した新社屋の写真です。

 

 

着工棟数が減る中、どんな顧客も逃がさないように
幅広い価格帯に対応できる商品が欲しい。
それも一手ですが、これはポジションが取れた企業の戦略です。
エリア認知下位の企業が取るべき戦略は一点突破

 

 

自社にとって一番の武器は何か?それを迷わず磨くことがカギになります。

inomarketino 佐藤

2017年10月3日 投稿|     

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