「社員5人で年間35棟」の地域ブランドビルダーの作り方

投稿日:2020年10月05日

 

弊社では、これまで述べ500社以上の住宅会社経営を支援させていただいておりますが、住宅業界において「生産性」はとても重要な指標となります。営業マンや間接部門が増えていくと、全従業員当たりの生産性が増え、販管費率が上昇し、利益の出ない体質へと硬直していきます。これが、住宅業界における倒産リスクとなっているケースが多々あります。

 

社員5人で年間35棟
※事例:グランハウス様  https://granhouse.co.jp/

 

 

岐阜県グランハウス一級建築士事務所さまでは、設立初年度に5人で年間35棟から始まり、60棟、102棟、150棟と少人数チームで成長を遂げています。これは、基本となる少人数チーム制があって、それを基準とした店舗展開による組織設計によるものです。初めから生産性の低いチームでは、絶対に成長性も収益性も高くなることはありません。

 

(チーム図)

 

100棟ビルダーの作り方

 

「100棟ビルダーの作り方」というコンサルティングサービスをさせていただきますと、大きな経営パターンがあります。それは、「収益性」と「生産性」です。成長して利益の出る会社と、成長しても利益の出ない会社に、完全に二極化されていきます。

 

収益性(経常利益率)

 

 100棟ビルダーには、2つのパターンがあります。1つは、経常利益率10%前後の収益性の高い住宅会社。もう1つは、経常利益率3%以下の収益性の低い住宅会社。同じ100棟ビルダーでもその収益性には大きな差があります。売上規模の成長は大切です。しかし、規模を拡大しても収益性が低ければ、企業は維持継続することはできません。製造原価率、販管費率を抑えた収益性の高いビジネスモデルをつくることが必須命題となります。

 

1人当たり生産性:全従業員1人当たり4棟以上が基準

 

 その要因は、これに尽きます。人が増えるに連れて、生産性が落ちていく企業には利益が残りません。売上高が20億円、30億円、50億円と拡大しても経常利益率の高い会社は、「初めから生産性が高い」というのが事実です。今は低いけれど、成長と共に生産性が上がる。ということはありません。逆に、小さい頃は生産性が高かったけれど、人が増えるに連れて生産性が落ちるという住宅会社の組織課題は多くの会社で起きています。1人当たり3棟未満になると、生産性が落ち、組織の成熟化による企業成熟が始まります。

 

 

なぜ、人が増えると生産性が落ちるのか?

 

これは、組織心理学上、起きて当たり前の理屈です。
基本的には、「リンゲルマン効果」で説明がつきます。

 

リンゲルマン効果とは?

社会的手抜き(しゃかいてきてぬき)は、集団で共同作業を行う時に一人当たりの課題遂行量が人数の増加に伴って低下する現象。リンゲルマン効果、フリーライダー(ただ乗り)現象、社会的怠惰とも呼ばれる。

 

 

1つの事務所に人が多い会社は、生産性が落ちていきます。1事務所当たりの人数、1チーム当たりの人数の少ない会社は、成長しても生産性が担保されます。ゆえに、経営者の組織デザイン力が、人の成長、人の生産性、企業の収益性を決めているのです。

 

 

5人で30棟のチーム = 20人で120棟の会社

 

 

このチーム設計ができた会社だけが、100棟ビルダーになれるポテンシャルが高く、かつ100棟ビルダーになった後に収益性と生産性の高い会社になります。ですから、まずは、5人で30棟ビルダーを目指してみませんか?グランハウスネットワークが、高い集客力と強い組織設計を支えます。

 

 

(組織図)

 

 

このような経営課題はありませんか?

 

・絶対的な集客ができる広告戦略を持ちたい
・少人数で年間30棟やれる経営戦略を知りたい
・生産性の高い組織設計、育成制度、評価制度が欲しい
・業務フロー、営業生産性、施工生産性を高めたい
・経常利益率10%以上のビジネスモデルを作りたい

 

「100棟ビルダーの作り方」なら、
イノマルコンサルティング

 

 

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2020年10月5日 投稿|     

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