自立型組織の「教わる技術」と「教える技術」

投稿日:2020年03月27日

 

中途はもちろん、新卒・第二新卒が勝手に成長する。自立型組織、つまりは、自分で考え、判断し、行動し、成果を出す。この組織状態を作ることは経営者にとって1つの目指すべき姿ではないでしょうか?「勝手にやってくれ!」「自由にさせている」では、判断軸や考え方がわからないため、組織として成立しません。

 

伸びる住宅会社、伸びない住宅会社

 

 

 伸びない住宅会社では、いちいち仕事を指示しなければ人が動きません。いちいち確認しないと期待したアウトプットが出てくることもありません。これでは、社長が現場に時間を奪われ続けてしまい、売上が伸びることはありません。これでは、社長と同じように人を育成する人が生まれる余地もありません。そもそもの採用と、そもそもの組織の作り方、仕事の設計が間違えてしまっているのです。

 

 一方で全国には、伸びる住宅会社、設計事務所があります。こういう会社では、指示命令がなくても「自分で考え、判断し、行動する」ことができ、勝手に成長してくれます。判断軸、考え方、ルールがあるので迷うことなく仕事ができます。自立型組織を作るためには、「自立型人材」と「自立型ルール」が必要になります。仕事を「教える側」と「教わる型」が自立型組織のための考え方を持つことで、指示命令を無くし、自分の判断で成果を出せるようになります。故に、1人当たりの生産性が高く、企業収益性が高く、かつ競争優位性も高い会社になります。

 

教える技術、教わる技術

 

 

 自立型組織では、「教える技術」が重要です。指示命令、管理による指導では、自動的に受動的人材を生み出してしまいます。

 

・なぜ、指示しないと動かないのか?
・なぜ、管理しないとやらないのか?
・なぜ、確認しないと怖いのか?

 

それはそういう人間を教える側、もっというと会社が作ってしまっているからです。人に言われないと動かない人を採用し、指示命令で動かす組織制度では、会社が成長することなどありません。自立型人材を育てるためには、「教える側」が「教える技術」をトレーニングする必要があります。メンター制度を導入するだけではなく、メンターとメンティーの心得をきちんと伝えておくことが重要です。

 

<教える技術研修>

・教えるの心得:教えるは教わる

・やり方を教える、考え方を伝える

・教えるの注意点:囚人と看守理論

・選択肢を与え、選択させる

・フェアプロセスの基本

・自分と他人の違い 相手を知るの基本

・自分で考え、行動する人を育てる

・教えるの4種類、教えるの4Step

 

 

 一方で、「教わる側」にも「教わる技術」が必要です。どんな会社においても活躍している人材は、教わるのが上手です。教わるのが上手な人に、情報、人、仕事、お金が集まります。教わるのが上手になれば、自立型組織になることができます。質問し、考え、成果を出す人になれば、マネジメント側からの指示、命令、管理は不要です。質問、報告、相談、確認、主張があるので、組織が自動的に回り始めます。

 

 

<教わる技術研修>

 

 

 

 

 

社長、そのやり方では人が育ちません!

 

教える側に、「教える技術」。教わる側に、「教わる技術」。これを組織に保有することで、自立型組織の基幹を持つことができます。自立型組織では、勝手に成長しろ!ではなく、勝手に成長する仕組みを作ることが必要です。中途、新卒、第二新卒、入社した時点での「教わる技術」、「自立型組織での考え方」をアセットすることがとても重要です。

 

・人が全然育たず、離職してしまう
・指示命令管理では、会社を伸ばせない
・自立型人材を採用する採用戦略が欲しい
・自立型組織を作るマネジメント研修をしたい
・自分で考え、判断、行動する方法論を教えたい

 

 

というビルダー経営者の方は、まずはお気軽にご相談ください。入社研修の実施、集合型によるマネジメント研修など、自立型組織のための「教える技術」「教わる技術」の研修を開催しております。人に悩んだら、まずはイノマルコンサルティングにご相談ください。

2020年3月27日 投稿|     

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