ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
規格住宅や定額制注文住宅に関するご相談が増えています。弊社では、これまで多くの定額制注文住宅事業を立ち上げてきていますが、多くの住宅会社が失敗する理由は大きく2つあります。
①制限、ルールによる失敗
②商品寿命、ライフサイクルによる失敗
「会社都合で量産しようとするものに、顧客にとっての価値はない」
「良い商品も、量産されるだけでは、時間経過と共に価値を失う」
この2つの失敗を抱えてご相談にいらっしゃる経営者、事業リーダーの方が多くいらっしゃいます。これは裏を返せば、2つの失敗への対策は、「定額制注文住宅事業」の成功方法になるということです。
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住宅会社経営者のための
『オールシーズンストラテジー』
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注文住宅で成長している会社、企画住宅で成長している会社。どちらもお客様満足度が高く、原価低減による総利益率確保ができていて、常に新しい施工事例が生まれているという3点が必須です。どんな時流、トレンドであっても、事業の本質としてお客様に満足いただき、製造管理により粗利を維持し、常に商品向上をしていることが、利益を残していける絶対条件です。
●制限・ルールによる定額制注文住宅
定額制注文住宅(あるいは企画住宅)が生まれる背景は、「ヒットしている商品を、より生産性高く、より価格を抑えて、一定量受注したい」という動機から始まることが多くなります。この背景を要因として、企業努力をしない制限によって「顧客満足度」「製造管理」「商品向上」をないがしろにしたルール優先商品、ルール優先組織ができます。
こうなると、工夫しない営業、設計、現場監督による、顧客ニーズよりもルールが優先された「住宅商品」ができるため、売れない、魅力的な事例が生まれない、総利益率を高める工夫をしないの3拍子が揃うことで、ダメな住宅会社が完成し、衰退します。
●商品寿命・ライフサイクルによる失敗
良いデザインや良いお客様に恵まれ、マーケティングで一時ヒットした定額制注文住宅(あるいは企画住宅)ができたとしても、すぐに競合他社に真似されます。また、一時でもヒットした商品により、工夫しない組織が作られてしまうので、マーケ、商品、営業、設計を改善して次の商品を開発、すなわち事業を変化させることが難しくなり、企業が衰退するケースも多くあります。
成長し続ける住宅会社のための
「定額制注文住宅の作り方」の3原則
(1)お客様満足度
お客様満足度の低い商品に、会社に存在意義はありません。ルールや制限で顧客の期待を裏切るのではなく、多少の変化を許容することでお客様満足度と商品向上のボラティリティを持たないと、絶対に失敗します。絶対に譲れない部分と幅を持たす部分を作ることで、常に顧客満足と良い施工事例を生み出す商品設計が必要です。
(2)製造管理
お客様満足度と商品向上のためには、製造管理が重要になります。規格住宅のようにガチガチのルールがないと、粗利が確保できないのは現場監督の責任です。原価低減、取り決め単価、製造管理、発注や収まりルールを設けておくことで、注文住宅であっても28~30%の範囲に完工粗利を年間100棟あっても納めることができます。定額制注文住宅であっても、製造管理と見積もりルールがしっかりしていれば、新しい施工事例を作りながらも粗利を一定率で残すことができます。
(3)常に商品向上
お客様のご要望を取り込みながら、新しいデザインやオプションを作りながら、完工粗利を維持していくことができれば、プロダクトライフサイクルは長いものになります。変化し続けることで、新しい商品開発も可能になります。常に商品を良くする努力を怠れば、集客も契約数も組織ケイパビリティも低下し続けるのです。
【このような課題はありませんか?】
□「定額制注文住宅」、「売れる企画住宅」を開発したい
□100棟ビルダーに向けて、「ポジション」「商品開発」を相談したい
□付加価値のある「集客戦略」、「営業戦略」、「採用戦略」:を知りたい
□今後の成長戦略を打ち合わせして、リブランディングを提案してほしい
□組織力強化に向けて採用、育成、評価制度をお願いしたい
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