ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
住宅商品を開発する際には、ただ売れれば良いというものではなく、
自社のポジショニングを確立し、企業を成長させる商品戦略が必要不可欠です。
では、企業を成長させる商品戦略を考える際には、
どのようなことを考える必要があるでしょうか?
弊社で、成長戦略を描く際には、以下の3点を意識しています。
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①ポジショニング
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「No1になれるポジションを狙う」
エリア内でNo1になれるポジションであること。これを重要視しています。
どんなに自社の強みを生かしても、そこに圧倒的に強い会社があれば、シェアは拡大できません。きっちりとシェアを拡大し、地域No1ビルダーのポジションを取れるドメインを選択します。
例
・建築士とつくる高性能デザイン住宅
・自然素材でつくる和モダンデザイン住宅
・自然素材でつくる高気密高断熱ハウス
など
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②ターゲットタイプ
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「ドライビング」と「エクスプレッシブ」を狙う
ターゲット設定をする際に、「アナリティカル」「エミアブル」「ドライビング」「エクスプレッシブ」のどのタイプを狙うか?という点です。意思決定が早く、所得層も高い「ドライビング」、「エクスプレッシブ」をターゲットとする商品戦略のほうが「マーケティング」的にも、「人材採用」的にも、圧倒的に企業成長をけん引することになります。
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③ターゲット感度
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「イノベーター」と「オピニオン」を狙う
商品は売れれば良いか?といえばそうではありません。成長企業をつくるためのハイポジションを作り、生涯利益の高い商品をつくることが何よりも重要です。いくらマス市場に売れたからといって寿命が1年や2年では企業を逆に窮地に追い込むことになります。
基本的には、市場における感度の高いゾーンのターゲットを設定することが重要です。
市場には「気づきのタイムラグ」が存在します。
【気づきのタイムラグ】
イノベーター
↓
オピニオン
↓
マス
↓
デスカウンター
マスからディスカウンターをターゲットにビジネスをしていると、プロダクトライフサイクルの終焉期でもがき苦しむことになります。
ビルダー経営において、「数年前までおしゃれなお客様が来店されていたが、最近は普通の方が増えてきたな。」なんて場合は、自社商品のデザインがオピニオンからマスの後半に向かっていることを表します。実際に、そうやって業績を落としていった会社を何度も目にしたことがあります。この場合、イノベーターからオピニオン向けにリブランディングを図らなければ、企業は持続的に強い事業力を有することはできません。
商品開発や、広告戦略には、「気づきのタイムラグ」があります。
自社のポジショニング設定、ターゲットタイプの選定、デザインラインの設定を考えて商品開発をしていますか?商品開発から、ポジション戦略まで、2018年以降の成長戦略を検討されている方は、ぜひ2017年内に無料の経営相談会をご利用下さい。