住宅会社のためのカウンターポジショニング戦略

投稿日:2024年06月21日

 

なぜ、シェアNo1の住宅会社が、新興の住宅会社のシェアを逆転されるのか?

 

 

この理屈が分かれば、優れた事業立地でシェアを取ることができます。すなわち、地域No1ブランドビルダーになる道が拓けることになります。

 


企業の強さ、収益性を決める要因は、「事業立地」にあります。事業立地は、既存企業が安易に取れない位置かつ収益性の高い位置に取るべきだが、普通に考えてすでに存在する強者が魅力的な立地を放っておくはずがありません。それでも、挑戦者が良い事業立地を確保することができるから、シェアを拡大、逆転することができます。

 

 

この場合、「技術的」というよりは「心理的」なハードルが大きくあります。イノベーションのジレンマとしても有名ですが、既存企業は既にどこかに事業立地を保有して生きているため、組織の慣性の法則が働き、簡単に勝てる方、価値の高い方、収益性の高い方に移動できません。

 

設計士とつくる家 に大手ハウスメーカーやシェアの高い地場ビルダーが安易に参入できなかった10年間がまさにそれでした。


高性能デザイン住宅 に大手ハウスメーカーやシェアの高い地場ビルダーが安易に参入できなかった10年間がまさにそれでした。

 

今となってはコモディティ化されていますが、多く企業が各エリアで先行者利益を享受し、地域のシェアを一定数確保することに成功しています。

 


●カウンターポジションを取られる理由

 

その理由の第一は、今ある事業とカニバるということだ。わずかでも今の事業の売上を食ってしまう、あるいは資源が分散することで効率が落ちる。だったら今の事業を続けた方がいいよね、と言うのが当然の着地である。

 

そして、第二の理由は、現状維持バイアスである。うちのスタッフにできるのか?それで本当に集客できるのか?さらにいえば、昨日の延長で生きてるサラリーマンからしたら新しいことに挑戦するのは面倒くさいという認知バイアスがある。

 

経営者としても、短期的には営業利益を毀損することになるので、創業者かつ長期スパンで考えられる経営者でなければ、基本的には現状維持を選択する。やらないと潰れる!まで追い込まれないと動けないのです。

 

現に、シェアを取られ、営業利益がいよいよやばいと言った状況になって初めて、旧地域No1ビルダーの経営者の方からのご相談が増えました。でも、そこからスタートしても、残念ながら手遅れに近い状況にあります。


自社の強みを活かした「事業立地」で
経常利益率15%の経営戦略を実践していきませんか

 

このような課題はありませんか?

 

・価格競争、集客競争、営業競争、採用競争に負けている
・既存事業の収益性が低下してきて商品を模索している
・組織が高齢化してきて、若返りをしなければならない
・新しいデザイン、モデルハウス、セールスフローが必要だ
・地域シェア5%、営業利益率10%の経営をしたい


まずは私たちにご相談ください


住宅業界の経営改善なら
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2024年6月21日 投稿|     

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