ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
全国800社以上の住宅会社様の経営支援をさせていただいておりますと、衰退の兆候を見かける会社さんに出会うことがあります。ご相談時点で兆候が出ている会社さん、順調だったのに兆候が出始めた会社さん、様々ですが、確実に「生産性低下」、「販管費率増加」、「工事原価率増加」につながる組織的兆候が存在します。
【住宅会社倒産要因】
住宅会社が倒産していく過程は、帝国データバンク等にもあるように3つのパターンがございます。
(1)直接型
直接的な競合他社、新規参入企業との競争に負け、売上高、利益を作れずに赤字転落する。
(2)間接型
市場動向の変化、消費者ニーズの変化等により、間接的に競争に負け、存在価値を失い赤字に陥る。
(3)サイレント型
組織の膨張、生産性の低下、収益性の低下など、すぐに気づけない内部問題により赤字に転落
直接型、間接型の競争における倒産防止は、経営者が担うとして、最も気づけず「茹でガエル現象」で赤字、債務超過、倒産へと転落していくのが「サイレント型衰退」です。そして、サイレント型衰退をする会社は、赤字に陥る5年前から兆候が見えています。衰退兆候に気づき、防止対策を経営者が打たなければ、気づいた時には手遅れになるのです。
●赤字に陥る9個の組織兆候●
・人が増えて集団的手抜きにより生産性が低下している
・横柄で偉そうにする先輩社員が放置されている
・素直に頑張り成長する人より、過去に固執する人が多い
・中間管理職が会社の発展のための仕事をしていない
・出来る人から辞めていき、日和見の人が増えてきた
・愚痴や不平不満を言う人、不機嫌な人がのさばっている
・仕事の目的、大事にすること、会社の考えを伝える人がいない
・お客様よりも会社のルール、セクショナリズムが優先されている
・八方美人、太鼓持ち、腰巾着が評価されている
あなたの会社では、これらの兆候が起きていませんか?悲しい現実は、経営者の気づかないところで起き始め、気づいた時には生産性の低い組織が出来上がっていることが多いので、要注意です。
そしてこれらの兆候を感じたら、すぐに手を打つことが必要不可欠です。
●兆候への対策●
兆候が見えたら、各兆候ごとへの改善策が必要不可欠です。
会社を衰退させる人を排除し、頑張る人が評価され、品質を見える化し、考え方を伝えていくことが重要であり、我々は以下のような部分に衰退防止策を講じております。
・評価制度の改定
・採用基準の変更
・ネガティブリーダーの新陳代謝制度
・育成プランの改善
・サービス品質の管理改善
・スキルアップ研修
・経営指標モニタリング
・マネジメント管理職研修
・業務フローと組織図の改定
・CI再定義とクレド、考え方の共有
このような課題はありませんか?
・1人当たり生産がいつの間にか落ちている
・離職の要因になっている部長、課長がいる
・契約率がばらついていて、お客様に悪い・・・
・人が育たない、人が頑張らない
・マネジメント、管理職がいない、育つ気配がない
これらを放置すると、販管費率が20%を越え、人件費率が10%を越え、製造原価率が75%を越え、1人当たり生産性が落ち、営業利益率が3%を切る低収益ビルダーが完成します。そしてそこからのリバイバルには、相当の時間とパワーを要するにことになり、一歩間違えば赤字に転落していきます。
まずは私たちにご相談ください。
「 組織状態劣化について相談したいのですが・・・」
と経営相談会をご利用ください。
住宅会社の経営改善なら、
イノマルコンサルティング