会社と経営者の「成長速度」

投稿日:2015年05月01日

今、景気は良い。これは間違いのない事実だと思います。

 

消費者動向まで数字は反映されていませんが、クライアント企業や上場企業のIRを見ていて確信しています。それに経営コンサルをしていてこんなにクライアントの業績を伸ばしやすい時期は過去なかったくらいに感じています。

 

強者と弱者は二極化している。

そんなことは当たり前だと思います。住宅業界において2013年に業績が良くて2014年に落ちた会社は、今回良くても2016年10月以降、同じように落ち込み、今度は市場経済に助けられることなく、そのまま沈む可能性が高くなります。あのとき、落ちなかった会社は、「ポジションを確保」し、「組織を作っていた」会社です。あと、1年と4ヶ月でそこまでいけるかどうかは、企業の未来を大きく左右するという覚悟を持って経営しなければいけないのではないでしょうか?

 

 

そこで、単に今年業績が良いということにあぐらをかいてはいけません。企業と経営者の「成長速度」は絶対値ではなく、あくまで相対値です。自分が昨年の120%で成長していても、市場や競合が180%で成長していればそれは成長はしていません。社会はまっすぐ進まず、ゆるやかな成長「生成発展の法則」に基づき、成長しています。この速度を下回る成長は、衰退でしかありません。

 

成長とは、相対論である。

そして、真に成長しているかどうかを図ることは簡単ですが、問題は周囲の人間関係です。こういった時期に会社も経営者も成長して当たり前。当然、ライバルやステークホルダーも成長していきます。一方で今の場所に留まるもの、成長速度の遅いものもいます。そういった人と一緒にいると成長速度を落とすことになるので、結果、共に成長しあえるパートナー間でしか共に上に登ることはできません。この速度においていかれないように、必死に前進し、周りの仲間を引っ張るリーダーシップを発揮する必要すらあると思っています。

 

かの松下幸之助氏が言うように「好景気良し、不景気なお良し」です。

好景気には伸ばして当たり前、次の好景気後に成長する強い組織を作ること。そして次の好景気に一気に走ることが求められます。

 

僕自身、今回の好景気で失敗したことがあります。

それは、この2015年に向けて2013~2014年の採用育成です。今振り返ればもっと仕込むべきでした。この市場を読んでいたものの、経営者5年目と未熟なため、不景気と好景気の波をしっかり捉えることができませんでした。経常8000万円より、優秀な人材3名を育てるほうが大事。それを痛感しました。今、新卒、中途と優秀な人材を採用できて恵まれてはいますが、つかみきれなかった波。今のベストを尽くす。そして、次の波をしっかり成長していく。

 

長い経営者としての人生、まだまだ学ぶことだらけです。

今の業績は実力ではなく、市場である。市場が下を向いた時、それでも成長し続けるものが実力である。そう胸に刻み、日々精進あるのみです。

2015年5月1日 投稿|     

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