ビルダー経営者が必ずぶつかる30棟の壁

投稿日:2019年02月16日

 

ビルダー経営者が必ずぶつかる30棟の壁
経営者が現場の設計営業を外れると起きる「経営課題」

 

 

企業の成長には、必ず成長に伴う変化があり、これによる「成長痛」があります。どんな企業であれ、企業フェーズごとにおきる課題は共通であり、ことビルダー経営においては、経営者以外が売れない「商品不在症」、3人で売り上げを作っていて離職率の高い「職人集団症」、経験者しか売れない「仕組み不全症」、経営陣が役割変換できずに企業成長がとまる「マネジメント不全症」といった課題にぶつかります。

 

会社は、社長の鏡である
社員は、社長の鏡である

 

という言葉があるように、これらの課題は経営者自身のメンタルに問題があります。経営者自身が成長しなければ、それぞれの課題を越えることができません。特にビルダー経営において多い課題は、「年間30棟、社員10名」程度の時に発生する”経営者が現場を外れる時に起こる問題”です。

 

これを知らなければ、壁に跳ね返されることになります。自覚して、経営者が変わらなければ企業を次の段階に成長させることはできません。「雨が降っても自分のせい」。企業が成長しないのは、経営者が全て悪いのです。

 

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社長が現場を外れるとおこる3つのこと

1.売上ダウン
2.品質低下
3.価値観の乱れ
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1.売上ダウン

 

経営者が現場を外れると、短期的には経営者だから取れていた案件を失注することになり、自然に任せると売上はダウンします。経営陣の仕事は、「自分が売上をつくること」ではなく、「組織のアウトプットを最大化すること」です。ですから、自分が現場を外れると同時に、各スタッフの成長を支援し、チームが最大の売上をあげるための支援をすることが重要になります。

 

この手法を次の経営幹部やマネージャー陣に伝授することで、「育てる人を育てる」ノウハウを経営者自身が身につけ、企業にノウハウとして蓄積することになります。ところが、現場を外れると同時に、「任せる」ではなく、「投げっぱなし」にすることで企業の売上を落とすケースがあります。現場を外れたからといって目を離していいわけではなりません。介入しなくて良いわけではありません。個々の数字、チームの数字をあげるためのフォローをしなければ、必然的に売上を落とすことになります。

 

 

2.品質低下

 

接客品質、サービス品質、デザイン品質などなど、企業の商品サービス品質は、30棟までは経営者が作り、チームの品質を保っていることが一般的です。ですから、経営者が現場を外れた瞬間から、これも自然に任せると品質は低下していきます。接客、対応、サービス、らしさ、大切にすること・・・。経営者がいなくても、経営者と同じように品質を維持向上できる右腕、左腕となる幹部がいれば、任せることが可能かもしれません。

 

ところが、30棟規模で経営者と同じように、企画、改善、共有をできる人は、いても1人が限界ではないでしょうか?「自分がいなくても大丈夫」、そう目を離した瞬間に、自社の品質は下がります。これは、全国どの会社でも起こった1つの事実です。スタッフを支援し、企業のサービス品質を維持向上するために、経営者は目を配り、気を配ることが必要です。「自分がやる」から「組織がやる」に切り替えずに、目を離してはいけません。

 

3.価値観の乱れ

 

一番怖いのはこれです。売上や品質は、気づいた時点で介入すればすぐ戻せるかもしれません。が、一度崩れた文化、存在意義、「らしさ」は簡単には取り戻せません。その間、本来であればお客様になっていた方が他社に流れ、会社の優位性を低下させ、すぐには戻れません。

 

デザイン、性能、接客を大切にしていたのに、いつの間にか営業会社になり、自社らしさが伝わっていない。結果、お客様を導くことができずありきたりな住宅が建ち、施工事例が増えない。商談率や契約率が落ち、売上もダウン。これでは、30棟まで伸びてきた「選ばれていた理由」を失います。

 

 

こんな事がおきるのか?
そう思えるようなことですが、多くの企業で起きた事実です。経営者が現場を外れ、売上ダウン、品質低下、価値観の乱れ、勝ちパターンの消失、ツールの形骸化、組織における他責感蔓延・・・。成長痛として、経営者がぶつかる壁です。

 

経営者の仕事は、「今日の売り上げを作るのではなく、3年後の売り上げをつくること」 つまり、組織化をすると同時に、人を育てること。育てる人を育てること。経営者の仕事は、業績を向上することと、人を育てること。経営者の業績と人に対する心の鏡が”企業の課題”となって現れるのです。

 

現場を抜けて「任せた」は、任せたではなく、「投げた」です。任せる以上、任せられる環境をつくり売上、品質、価値観が下がらずに、上がるような組織を作ること。多くの企業において、これらの問題の根源は経営者の責任です。

 

・現場を離れたら売上が落ちてしまった
・中途入社スタッフが増え、らしさが無くなった
・人を育てられる人が自分しかいない
・自律的に考えるスタッフがいない
・権利の主張ばかりで、経営視点がない

 

そんな課題感を感じ始めた経営者の方は、これらの何らかの壁にぶつかっている可能性があります。問題はスタッフにありません。”雨が降っても自分のせい”であり、全ての問題の根源は経営者にあります。企業が成長の壁にぶつかっている、組織に問題を感じている、組織がうまく回っていない、スタッフに問題を感じる・・・という経営者の方は、一度自社を診断してみませんか?経営の無料相談会をお気軽にご利用ください。

 

2019年2月16日 投稿|     

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