ー 住宅業界No.1の経営戦略パートナー
本日のテーマは、「地域で選ばれるリフォーム会社になる方法」です。日本全国の工務店・リフォーム会社様の経営コンサルティングを手がけておりますが、今、モテる企業とモテない企業の二極化がおきています。
モテる会社とは、お客様、スタッフ、求職者から支持を集め、売上利益をしっかりと伸ばしている会社です。モテない会社とは、価格競争に巻き込まれ、スタッフの定着率も悪く、売上も伸びずに利益ともに残らない会社です。モテる会社になるためには、経営者が「勝てるマーケットを選択し、優位性を持って高単価 高利益率のビジネスモデル」を意図的に構築していく必要があります。
リフォーム会社を探せば、いたるところにあります。その中で、「なぜ、御社を選ぶのか?」が明確になければ、お客様に選ばれることはありません。結果、会社は成長しません。どこでもできる工事であれば価格競争になる。それでは魅力のある会社にはなれません。
魅力のない会社には、共通点があります。「御社に1000万円の大型リフォームができるのですか?」というお客様。「この会社にいても未来が見えないので退職させていただきます。」というスタッフ。そんな声をいただいてしまうという点です。お客様、そしてスタッフから選ばれる会社にならなければ、会社が成長することはありえません。
そこで私たちがご提案させていただいているのが、「リフォーム会社は、住宅事業を始めましょう。」という戦略です。ただ住宅をすればいいというわけではありません。それこそローコスト住宅ではなかなかブランドイメージがあがりません。デザインや自然素材といった付加価値を有することが大切です。
例えば、長野県に株式会社サンプロという会社があります。社長1人の職人会社から始まり、今ではリフォーム、注文住宅、不動産事業を展開し、売上30億円を誇るブランド企業です。サンプロさんもかつては、価格競争に巻き込まれる「町のリフォーム屋さん」でした。しかし、リポジショニングのために、自然素材デザイン住宅を扱うサンプロ建築設計という住宅事業を立ち上げることで、ブランドを作り「県内No1のリフォーム会社」に成長していきました。
株式会社サンプロ(サンプロ建築設計)
https://www.sunpro-style.jp/
中小リフォーム会社が成長していくためには、どこにでもある「町のリフォーム屋さん」から「ブランドのあるリフォーム企業」にポジションを変更することが重要です。これにより、単価が高く、競争の少ない「大型リフォーム」市場に参入し、デザインや自然素材といった付加価値(=粗利益率)の高いリフォーム工事の案件を増やすことができます。
企業経営は、ポジショニングで勝負が決まります。どんなに一生懸命に仕事をしても、「競合が多く、価格競争に巻き込まれる市場」では、企業を成長させることはできません。「付加価値の高い、大型リフォーム」の案件を増やすために、住宅事業を始める。これがリフォーム会社を成長させる1つの戦略だと考えています。
お客様から1番に選ばれ、スタッフが誇りを持って仕事に取り組める会社。
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