経営課題の多くはコミュニケーションである

投稿日:2017年08月15日

 

経営課題におけるコミュニケーションロス

 

ここ数ヶ月、月4~5件の新規経営相談を全国の工務店様、設計事務所様、リフォーム会社様からご予約いただいております。全国的に、低金利の影響で市況感も悪くないので、今企業成長のためにできる一手を打っておこうという経営者の方が多いのをひしひしと感じています。

 

もっとも多い経営相談は、

 

第1位

「自社のポジションを高い位置に変更したい(リブランディング)」

第2位

「自社の商品、設計営業、施工の強みをきちんと市場に伝えたい(マーケティング)」

 

となっております。様々なご相談をいただきますが、多くは、

市場とのコミュニケーション、社内へのコミュニケーションに集約されているように感じています。

 

 

自社に明確な「市場における存在意義」があるのであれば、
それを、経営者が①ビジュアル化 ②言語化 をすると同時に社内・社外に伝達することが必要です。

 

これを経営者が怠っているがゆえに

 

・自社のターゲットとするお客様が集まらない
・想定よりも、契約率が低い、単価粗利が低い
・市場及び自社スタッフからの会社イメージが低い
・優秀な人材が集まらない、育たない
・自社の目指すサービスを提供できていない

 

という現実を招いています。

 

 

 

 

 

自社の存在意義(市場におけるポジション)が
(1)市場に届かなければ、集まらない
(2)社内に浸透していなけば、集まっても伝わらない という

 

経営者が存在意義(市場におけるポジション)を
①ビジュアル化 ②言語化 をすると同時に社内・社外に伝達し、
コミュニケーションが一貫していると、以下のようになります。

 

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①自社の強みを明確にし、見える化・浸透戦略(ポジション)

②広告・WEB等のマーケティング活動により
理想のお客様がファン化されて来場

③接客手法・コンセプトブックによる
初回接客でファン化(マーケ・営業戦略)

④高品質の接客・営業・設計・施工により
顧客、企業共に求める品質のサービス(オペレーション戦略)

⑤顧客が顧客を呼び
スタッフが誇りとやりがいを持って仕事に取り組める(ブランド化)

=================================

 

市場に対して正しいコミュニケーションをとることで販売を不要にするマーケティングを確立する。社内に対して正しいコミュニケーションをする組織戦略で組織化を実現する。

 

明確な理念があり、市場と社内にそれが浸透されていれば、適切に社会に価値を生んでいる。そういうコミュニケーションの設計をしていくことが経営者の大切な仕事であると思います。

 

では、経営者はどんなコミュニケーションの設計を考えるべきなのか?

 

 

 

 

一例で言えば・・・

 

【アウターコミニュケーション】

・ブランドコンセプトの言語化・ビジュアル化
・戦略的なWEBサイトによるブランド構築
・戦略的な広告活動によるブランド活動

・コンセプトブックや提案資料の戦略的構築

・高い品質の設計・施工実績の蓄積と撮影

などなど

 

【インナーコミニュケーション】

・社内向け経営戦略の共有
・社内で統一化された理念・行動基準(クレド)

・求める人材基準と採用活動
・理想とする人材を育成する研修・評価制度

・戦略・戦術・理念・行動基準の浸透共有活動

などなど

 

一度、自社のビジョン、経営戦略、ブランド戦略を見直し、その確立に向けて日々活動を続けていくことが必要不可欠です。ただ日々時間を重ねても強い会社にはなりません。「時間の経過と共に、競争優位性を築くこと」、それが経営者の仕事ではないでしょうか?

 

2017年8月15日 投稿|     

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