市場には、「生成発展の法則」がある
投稿日:2014年11月27日
企業には、成長か衰退かの二択しかない。
社会には「生成発展の法則」が存在し、競合他社、新規参入者、市場ニーズがある限り、現状維持を選んだ時点で衰退しかあり得ないのである。日本全国、これまで述べ2000名以上の経営者にお会いさせていただき、成長している経営者には共通点がありました。成長する会社の経営者には、ある1つのものがあります。
それが、「成長する覚悟」です。成長していくには当然、問題や痛み、短期的リスクを伴うものですから、成長するとは、そのリスクを引き受けて越えていくことしかありません。
そんな簡単な事かと思うと思いますが、本当にこれが一番大切だと思います。胸に手を当てて考えていただきたいのですが、経営者の気持ちにはこのような段階があります。
1.成長する覚悟がある
2.成長する意志がある
3.成長したいという望みがある
4.成長したいという期待がある
5.成長出来たらいいなという願望がある
6.現状維持で良いという気持ちがある
7.衰退しなければ良いという意思である
8.なんとか暮らせればいいという怠慢がある
多くの中小企業経営者の成長欲求は、4か5程度であり、本当に伸びている会社は1かせめて2です。
なぜ、1を持ち続けられないのか。それは、今なんとかなってしまっている現状だとおもいます。今、そこそこの暮らしを出来て給料が払えていれば、そこまでリスクを冒して無理することはない。これは誰もが抱いてしまう守りの心ではあります。しかし、そのレベルで留まろうとした時に企業の衰退は始まり、他社にシェアを取られる機会を提供していることになります。
社会への価値を提供し続けるために、会社を存続させるために、スタッフと経営者自身を守るために、会社を成長させ、エリアでのポジション、シェアを攻めて守ることしかないのです。
結果、強い意志と覚悟を持って成長させる会社が勝ち、そこそこで足を緩めた時にやられる。それが市場原理であり、経営者には、会社を成長させる以外の選択肢など実は1つもないのです。