高齢化する工務店が生き残る方法

投稿日:2017年04月18日

 

39.7歳、大手HMスタッフの平均年齢です。(平成25-26年 参照:業界動向サーチ)
これを高齢とみるのか?まだまだ現役とみるのか?とらえ方によって大きく変わる数値です。
新卒採用などを行わない地方工務店の場合、この平均年齢はもっと上になっていると予測されます。
そんな工務店が今後生き残っているにはどのような戦略が取れるでしょうか?

 

1)組織の若返り

住宅建築コア層はやはり1次取得層、30代前後をターゲットとしている工務店は非常に多く、
弊社クライアントでもここをターゲットにブランド開発・商品開発をするケースが多いです。
「大きく飛躍している企業」は、この1次取得層と近い年齢層の組織に”見える”工夫を行っています。
広告やHPの写真で印象をコントロールし、商談や店舗づくりまでも意識する。
当然、購入検討者も自身と価値観が近い企業との契約を望みます。

 

組織の若返りを図るにはどうすればよいでしょうか?
単純に若い人を採用していくしか道はありません。
新卒採用、第二新卒採用を積極的に行い、組織の若返りを図っていきます。
この際に重要なのは顧客よりも若い「20歳前後の若者」にも魅力的に映る企業。
つまりは”ブランド価値”のある企業にならなければなりません。

 

2)ターゲットやドメインの変更

30代前後と40~50代とでは価値観が合いません。
当然1)で示したような企業が競合となれば、勝つのは困難でしょう。
そこでもう一つの戦略が「ターゲットやドメインの変更」です。

 

ターゲット変更とは、住宅建築コア層である一次取得層ではなく40代や50代にターゲットを変更すること。
ドメイン変更とは、住宅事業だけでなくリノベーションや大規模改修、リフォームまで業態を広げることです。
建て替えを狙った断熱性能にこだわった商品、築70年以上の古民家にこだわったリノベーション、
二世帯住宅に特化した住宅商品などが考えられます。

 

しかし、ここでの注意点はこれらは”非常にニッチ”であること。つまりは顧客があまりいません。
エリアの特性や人口などの分析が甘ければ需要は見込めませんし、そもそも大きくスケールもしずらいでしょう。
ですので、スタッフ10名以下の小規模な工務店でなければこの戦略は成り立ちません。
今後、住宅業界でもM&Aが進むことが予測されます。厳しい言い方かもしれませんが、あくまで延命処置といえるでしょう。

 

 

御社のスタッフの平均年齢は何歳ですか?お客様との価値観のズレを感じてはいませんか?
生き残る方法」ではなく「勝ち抜く方法」を考えましょう。顧客にも選ばれ、求職者にも選ばれ、スタッフも前向きに働く、
そんな“ブランド価値”のある企業に変えていきませんか?

ブランド開発、組織改革についてお困りの際はお気軽にご相談ください。

 

inomarketino 佐藤

2017年4月18日 投稿|