経営者の仕事は、「持続的企業価値の向上」。

投稿日:2017年06月20日

 

 

経営者の仕事とは何か?

 

・優れた商品サービスを提供することで顧客を創造する

・収益性が高く、競合障壁の高いビジネスモデルをつくる

・経営人材を育成し、成長し報われる組織環境をつくる

 

 

などなど、経営者にしかできない仕事は多くあります。

 

 

 

 

しかし、端的に1つ選択せよと言われれば、経営者の仕事とは

短期的な優れたサービス、ビジネスモデル、組織ではなく、

「持続的企業価値の向上」であると我々は考えています。

 

 

 

 

 

持続的企業価値 Vとは、

以下の公式で考えるという公理があります(※みさきの公理)。

 

 

 

V = (b + p)m   ※mのベキ乗

 

 

b : 事業の資質 独自の強み・競合障壁・競争優位性

p : 人組織の資質 経営陣・組織運営・企業文化

m : 経営戦略 経営戦略・戦略

 

 

事業も組織も超重要。ですが、経営戦略はベキ乗でかかるほどに企業の持続的価値の向上に影響するとされています。実際に、同じような事業、組織でも経営者が変わるだけで経営戦略が変わり、企業として進化する例は多くあります。日本企業で言えば、ピジョンやオムロンなどはまさに経営戦略によりグローバル市場で勝ち続けている企業と言えるでしょう。

 

 

経営者の仕事は、Vを向上させること。

であるとすると、何をすべきか?

 

 

 

・生活者としての高い感性でサービスをブラッシュアップする

・自社の優位性を作る企業文化、組織戦略を実行する

・競争優位性を作り、生産性を高め、成長戦略を描き実行する

やるべきことは、mを最大化すること。bやpを最大化することです。

 

 

 

こと住宅業界においては、こんな方法もありかも知れません。

 

全国47都道府県、毎年必ず成長率TOP5のビルダーをチェックし、

そのうち、経営戦略や商品、組織を分析する企業を各都道府県から1社ピックアップする。

それだけで47個の「Wish List」が生まれます。

 

 

また他業種からも学習するために、例えば12の高収益業、成長企業、優位性の高い企業を分析する。これを足すと全部で59社の「Wish List」が作られます。毎年この59社を分析し、自社に取り込めることを徹底する。これだけでVを最大化する経営戦略の補助線は十分だと思います。

 

 

 

当然、それ以上に自社が目指すビジョン、目指す場所を明確にし、

それを実現する経営戦略を考案し、実行していくことが必要不可欠です。

社長が、経営業に専念できる環境を作るためには、逆に経営戦略の実行が必要です。

 

 

 

「持続的企業価値(V)の向上」をするためことで

・お客様が欲しいと集まる会社になる

・優秀な人材が集まり、成長し続ける環境になる

・優れた事業開発、選択と集中、高い投資回収率で継続成長できる

・成熟マーケットでも優位性を持って持続的に高い収益を創出できる

 

 

 

「持続的企業価値の向上」を実現するために、

 

・事業に競合障壁を作れているか?

・強い組織・組織文化を作れているか?

・優れた経営戦略で企業成長をけん引できているか? 

 

 

を自らに問い、中長期目線で経営をしていくことがこれからの激動の時代におけるビルダー経営のスタンダードではないでしょうか?優位性のある事業を有し、優れた組織・企業文化を有し、経営戦略によって持続的成長をするブランドビルダーを作ること。それが今の時代のビルダー経営者に求められる資質であると思います。

 

2017年6月20日 投稿|