中小企業におけるNo2理論

投稿日:2017年04月23日

 

「No2理論」

結論:成長する中小企業には、「役割としてのNo2」が存在する

 

 

世の中には多くのNo2理論があり、

多くのリーダーシップやマネジメントに関する知見がある。

が、こと中小企業におけるNo2とはなにを求められているのか?

 

 

 

まずは、No2にも3つのタイプがあるということを理解したい。

 

①能力としてのNo2(社長の次に仕事ができる人)

②役割としてのNo2(組織として社長との補完関係の人)

③職務としてのNo2(後継者として次に社長になる人)

 

多くの場合、これを1度に求めてしまうことに無理がある。

能力も非常に高く、役割分担もできて、経営もできる。創業者としては、そのくらいできると思う部分があるかもしれませんが、このNo2の機能を分担する必要がある。

 

 

これまで400社以上の経営コンサルティングをさせていただいているが、多くの場合、能力としてのNo2が会社のNo2であることが多い。しかし、成長している企業の共通点としては、能力があることは大前提として役割としてのNo2が存在する。この役割としてのNo2がいるかどうか?が成長の鍵となる。

 

 

経営者が、新規事業や経営戦略を担う一方で、問題解決、戦略実行、組織作りを担うNo2がいる。それは組織として強い。経営者が、トップ営業で、No2がさらにトップ営業である。そういう会社では組織が構築されにくい。組織として求められる機能を満たさずに歩んでいれば、当然超えられない壁がある。

 

先日、長野県 株式会社サンプロ様にて「No2育成研修」を開催しました。

机上の空論ではなく、実際に長野県において売上30億円を超える住生活企業として

成長しているサンプロのNo2としての地肉のノウハウは本当に学ぶことばかりでした。

 

・No2(管理職)としての心構え

・経営者をプロデュースする

・経営者の言葉を翻訳する

・矛盾や問題を解決する

・組織と事業の発展において経営者を補完する

 

などなど、その機能が組織にあるかどうか?

 

通常、経営者が経営機能の1つとして行っている場合が多い。

しかし、実際に1人で経営をやるには無理がある。

企業成長における重要な役割分担である。

 

中小企業にとって、その機能を専任で行うのは実際は難しい。

最初は経営者同様、No2も複数の役割を兼任しながらではあるが、「役割としてのNo2」を自覚し、企業を経営を支える人がいるかどうか?そしてその存在の大事さを経営者が理解し、コミュニケーションを取れているかどうか?

 

それが、企業成長の1つの大きな壁です。

組織は戦略に従う。ゆえに、経営者の経営戦略責任が大きい。

戦略は組織に従う。ゆえに、No2の実行運営責任が大きい。

 

ビルダー経営における

・5億円の壁 = 商品化の壁

・10億円の壁 = マーケティングの壁

・30億円の壁 = No2・幹部による組織化の壁

 

 

 

営業と施工。営業と組織。営業と会計。単なる職務分担ではなく、企業成長のために社長を補完し、企業運営をしていくNo2が貴社にはいますか?強い会社を作っていくには、No2が必要不可欠です。そのNo2育成ノウハウは、意外とブラックボックスに包まれています。企業にNo2を育成することは、経営者にとって絶対必要な仕事です。社内にNo2を育成しませんか?

2017年4月23日 投稿|